「型技術」に「発注先の決定から注文書作成までの注意点」を掲載
- 2017/5/4
- 会員より
日刊工業新聞社出版の金型の総合技術誌「型技術」に「初心者のための資材購買」を連載しています。第4回は、発注先の決定から注文書作成までを担当する契約業務の注意点を解説しました。
注文書は企業間の重要な契約書です。注文書に記載に漏れや間違いがあってはならないことは当然です。納期になって注文書に漏れが発見されたのでは生産に間に合いません。仕様変更で廃止された部品をうっかり注文すると引き取り責任があり不良在庫として残ってしまいます。
新しく発注する原材料の調達は、取引先を選択するところから始まります。見積依頼のための資料を準備し、部品の種類により予め決められた複数の取引先に見積依頼をします。入手した見積条件や価格を比較検討し、取引先と価格が決定し、注文書を作成します。見積依頼から注文書の発行までの各段階で資材購買担当者、特に初心者が注意すべきポイントを解説しました。
原材料(部品)を適正な価格で必要数を納期までに間違いなく購入することが資材購買の使命です。しかし、業種や製造する製品によって価格を無視した納期優先や他部門が決定した取引先と優先的に取引する例外もあります。資材購買担当者は状況に応じて柔軟に対応しなければならない事例も紹介しました。
掲載誌 日刊工業新聞社刊「型技術」4月号
初心者のための資材購買 第4回 発注先の決定から注文書作成までの注意点
主な項目
- 繰り返し発行される注文書の注意点
- 新原材料の取引先と価格の決定
- 例外もある資材調達契約業務
「型技術」については、次をご参照ください。
http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0005