令和6年度 川崎市創業支援機関交流会
2024-12-31
11月20日(水)に、令和6年度 川崎市創業支援機関交流会がK-NIC(Kawasaki-NEDO Innovation Center)で開催されました。
地域振興・支援には、創業支援が重要であると、主催:川崎市創業支援機関交流会事務局(川崎市経済労働局イノベーション推進部創業担当)、事業者:5社、支援機関:支援推進の中核とし(公財)川崎市産業振興財団、以下支援者:川崎商工会議所、川崎信用金庫、川崎信用保証協会、川崎市男女共同参画センター、きらぼし銀行、K-NIC、日本政策金融公庫、ゆうちょ銀行、横浜銀行、銀座セカンドライフ、そして、我々(一社)川崎中小企業診断士会、総勢35人が参加して行われました。
各支援機関が今後の方向性を確認・共有すべく、川崎市の創業支援等事業計画の説明にひき続き、各支援機関が、事業の紹介および特に創業支援への支援および果たす役割を熱弁しました。弊(一社)川崎中小企業診断士会も、川崎市産業振興財団様のスキームを活用させて頂き、「かわさき起業家塾」、「かわさき起業家オーディション」、「ワンストップ型相談窓口」、「ワンディ・コンサルティング」、「専門家派遣起業家塾」等を通じて支援させて頂いていることを話させて頂きました。
引き続き、トークセッションでは、川崎市経済労働局イノベーション推進部創業担当者様、(株)日本政策金融公庫 川崎支店 国民生活事業のご担当様、(公財)川崎市産業振興財団のご担当者様、そして、被支援者として、弊診断士会主催の「かわさき起業家塾」の卒塾生である「株式会社four dentals」社様の事例が紹介されました。株式会社four dentalsの場合は、かわさき起業家塾で創業計画をブラッシュアップし、(公財)川崎市産業振興財団の窓口相談、ワンディ・コンサルティング、K-NICのセミナー、財団の知財スクールの活用と非常にスムーズに公庫の資金調達の申し込みまで至ることができました。
これは①支援者へ橋渡しする共通のフォーマット(公庫事業計画書)が使われ、②創業者+伴走者が出口イメージを共有出来ていたことが有効でしたが、特に、社長が創業を進めるにあたり、どのタイミングでどのような情報・支援が必要かを適切に把握していたからであり、通常の創業企業では、このようにスムーズにはできないとのことです。
創業者に対して、適切なタイミングで、必要な情報を提供でき、進捗させるための伴走支援も必要です。さらに、これら創業支援をスムーズ・良好な支援の不断の流れをつくっていくことが、支援機関において望まれます。
そのために、応援団的な役割・機能が望まれるとのことでした。
我々、(一社)川崎中小企業診断士会は、これまでの上記の「かわさき起業家塾」、に続く、機能に加え、創業者の応援団として、また、水先案内人的な役割・機能を果たせるよう組織力向上に努めたいと思います。
(文責:副理事長 金子康彦)
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